豊橋調理製菓専門学校では、調理、製菓の徹底した技術習得だけでなく、目標を持ち、現役のプロの技を見て、盗む、ということも大事にしています。
そういう目的で毎年開催されるのが、こちらの「ワザフェス」職人技フェスティバルなんです。
簡単に言えば、通常の授業ではなかなか見れない、プロの技を見よう!てこと。
学生もすごく楽しみにしているイベントです!
まずは氷彫刻…西洋料理のシェフの方で挑戦している方も大勢いらっしゃいます。
パーティーなどの場を華やかに彩る氷彫刻、料理だけでなく目でみて楽しませるのもプロの調理師として大事なことです。
講師を務めて頂いたのは、㈱リゾートトラストの中島シェフ。リゾートトラストは「エクシブ」や「ベイコート倶楽部」な会員制高級ホテルブランドを運営する会社。日常的にもかなりたくさんパーティー等で氷彫刻を披露することが多いそうです。
あいにくの雨の中、傘もささずに素敵な氷彫刻を仕上げて頂きました。
続いては、日本料理の技術である、飾り切り。
彫刻刀のような小さなナイフを使い、野菜などに巧みに切り込みを入れ、季節の情景を形にしていきます。
この季節の情景も「わびさび」の文化の一つのような気がします。
講師は、蒲郡三谷温泉の小西料理長。
続いては、製菓の荒川主任先生vs学生、デコレーション仕上げ競争。
こういう基本の作業でも改めてに先生の技術のすごさに驚いてもらいたい、と思っていましたが、やはり先生は先生で緊張するようで(笑)
それでもやはり“さすが”の技術で、学生との違いは一目瞭然でした。
当然学生も緊張します(笑)
最後は、みなさんお待ちかねのマグロの解体ショーです。
今回は60キロ超えのめちゃくちゃ大型の日本近海で取れたクロマグロです。
解体するのは、本校の調理主任、大瀧先生です。
そしてみんなで鉄火丼やケーキを頂き、お開きとなりました。
脂乗り過ぎのバカうま鉄火丼でした~