【調理師科昼間部】喫茶店を志す者にとっては良い環境

林義明

調理師科昼間部1年生

(1959年生)

入学する前のお仕事を教えて下さい。
自動車部品の製造業で29年間働いていました。
長年勤められた会社を辞めてまで、調理の学校へ入学した理由はなんですか?
子供が独立して肩の荷が下りたのをきっかけに、何か自分で好きなことをやってみたいと思い始めました。幸い使える場所だけはあったので、そこで喫茶店をやってみたいなと。もちろんコーヒーだけじゃなく、モーニングやランチで食事も提供したいと考えましたが、基本も知らず始めても成功しないだろうと思い、基本をしっかり学べる調理の学校へ入学を決めました。
喫茶店ならば、製菓のほうでも良かったのでは?
もちろん製菓衛生師本科も考えたんですが、2年間学ぶというのは、自分には少し長すぎる気がしまして(笑)調理だけになってしまいますが、一年で調理の基本をしっかりと身につけようと考えました。ただ、こちらの学校は製菓のコースも併設していることもあり、学校には常時洋菓子の先生がいるので相談もできますし、とよちょう主催のケーキやチョコのイベントにも学生手伝いという形で参加し、勉強することができます。そういう意味では、喫茶店を志す者にとっては良い環境だと感じています。
実際に実習室でシフォンケーキなども焼いたりしているらしいですね。
はい、授業後など実習室が開放されているので、自主的な練習などもできます。そのシステムを利用して、自分の技術をどんどん伸ばすことができますし、プロ用のオーブンなどを使って、自分の好きなケーキなどを焼いたりしています。
入学されて、学校の印象は?
調理・製菓のコースを問わず、先生方には気軽に質問ができますし、また親切にしっかり教えてくれるという印象を持っています。
卒業後から夢の喫茶店開業までの道のりは?
学校の紹介で3~4ヶ月の間、有名な喫茶店で経営や技術を勉強させてもらいます。その後今年の12月までには開業したいと思っています。