【調理師本科】学ぶこと、知識をつけることが好き

大林友美

調理師本科昼間部2年生

(1987年生)

入学前はどんな立場でしたか?
短大卒業後、とりあえず何か仕事をしなきゃいけないという思いで、ビデオ編集や医療事務の仕事など色々と経験しました。ただ、向いてなかったり、好きになれなかったりで、どんな仕事が自分にとって良いのかがわからなくて、迷っている時期でした。
そんな中、なぜとよちょうへの入学を考えたんですか?
仕事に行くのに毎日お弁当を作っていたのですが、母親から「料理が好きなら、学校で本格的に勉強してみたら?」と言われ、入学を決意しました。
調理師本科ということで、周りは年下が多いですが、学校生活はどうですか?
自分の性格的に年下に囲まれているのが好きなので、まったく抵抗はありません。普段色々なおしゃべりをしながら、ワイワイと学生生活を送っています。またスポーツ大会では年甲斐もなく、クラスのみんなとはしゃいでしまい、翌日筋肉痛でダウンしてしまいました(笑)
学生にしては珍しく、学科の授業が好きだそうですね。
とにかく学ぶこと、知識をつけることが好きなんです。知らないことがわかるようになることが楽しいというか。でも、衛生法規とか公衆衛生学など衛生系の授業なんかは、普段の生活の中でも普通に生かすことができますし。もちろん実習も含めて、調理の技術や知識は、生活に直結しますよね?だから学んでおいて絶対に損はないと思っています。
料理教室との違いは感じますか?
料理を作るだけなら、レシピをもらってその通りに作るだけでいいと思いますが、本当の意味で料理を習得するなら、応用力や技術を徹底的に勉強する必要があると思うんです。なぜそういう作業をするのか、理由をわかって作業しなければ応用力はつきませんし、技術も毎日の反復練習で初めて身につきます。そこが一番大きな違いなんじゃないでしょうか。
入学前に比べて、料理の技術はどう変わりましたか?
入学前はひとつひとつの作業の積み重ねで料理を作っていましたが、最近は自分がどう動いたら効率よく作業ができるかなど、全体の段取りを考え、複数の作業を同時にこなせるようになりました。